労働時間は短い方が生産性はあがる。残業なんてもってのほか。過程を評価するのは日本の悪しき風習

日本は昔からの民族の価値観で「たくさん働く人は立派!」とか「あの人は頑張っている」などなど、やった成果に関してではなく、仕事をしているという過程自体に評価する人が結構います。

今の40代以上のおじさんが特にそうです。会社で管理職と呼ばれるポジションにいる人が該当するのですが、働き方として過程を考えてしまい、成果を度外視するのは僕はナンセンスだと思ってます。

例えば、A君(残業なし)とB君(残業あり)が同じ100の成果を出したとします。日本の場合はB君は残業して頑張ってたからB君の方がすごい!と評価されます。海外では成果の部分しか見ません。この評価スタイルがあるために無駄な残業が増え、時間を潰すために余計な仕事したりします。

これは戦後に経済発展を目的に動いた官僚の人たちが考えた僕らの先代達に与えたただの「洗脳」です。

とりあえず終了の時間を決めれば解決

「洗脳」という言葉まで出てきてしまったので話を戻します。

かといって、今の社会全体を個人がいきなり変えるというのは無理ですし、少なからず今の10代や20代の若い子たちはこの概念を自然に理解しています。

なので個人が今すぐにできることは「終わりの時間を決めて作業する」ある程度の目算が必要になりますが、自分の手元にある仕事がどれくらいの時間で終わるのか?それをちょっと背伸びした時間で終わりの時間を決めてあげれば、その時間に間に合うように作業を自然におこなうようになります。

終わりの時間を決めるだけでいかに仕事中に無駄なことに時間を割いていたのか?ということがわかります。

ただこれはフリーランスなどの対人関係があまりない業種に絞られます。

日本固有の就業時間という考えを経営者は捨てるべき

今日本人が一番捨てないといけないのは間違いなくこれ。

「会社勤め=決められた時間働くもの」この先入観を持ってしまっていますし、サラリーマンやOLの人は終業時間まで会社にいることに「仕事だから…」と疑問を抱く人もそうそういないでしょう。はっきり言いましょうそれは「洗脳」です。

仕事は終わっているのに時間まで会社にいるというのはなんと不毛なことなんでしょう。

いつでも帰れるというスタイルの会社

結論仕事が終わったら帰ればいいんです。仕事が終わっても帰ることができないという会社だったらさっさと辞めて自由にやらせてもらえる会社か、自分でそういう会社を作っちゃえばいいです。残業や過程を評価される日本の悪しき風習はいますぐになくなればいい。

かといって楽をしろ!ってことじゃないから

こういう話をすると「じゃあ楽するわー」みたいに解釈する人が多いですが、全部そういうわけじゃないから。例えば個人事業主から事業を立たせようとした時は、成果を出すために営業努力も必要です。

僕も会社やめて自営業をはじめた当初は、深夜にターゲットにポスティングとかしてました。そういうのをやってこその成果がついてくるわけです。そこは忘れないように。

でも、労働時間は短い方が生産性があがるんです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。