先日お中元について記事を公開させていただきましたが、今回はそれに続いて年末の時期にあるお歳暮についてのマナーなども記事を公開しておこうと思います。
日頃お世話になっている人にお届けするお歳暮ですので、どんなものにするのか?どれくらいの時期に渡すのが適当なのか、しっかりとおさらいしておきましょう。
目次
そもそもお歳暮とは?マナーや時期は?
先ずはそもそもお歳暮とはどんなものなのか?についてです。
お世話になった方に感謝の気持ちを込めたり、またこれからもよろしくお願いしますという気持ちをこめて贈るのがお歳暮です。
比較的自分と近い関係でなおかつお世話になった人に贈るのがベターなのですが、近年では仕事の取引上でお世話になった人や、かかりつけのお医者さんに渡すこともあるようです。
お歳暮を贈る時期はどうしたらいい?
先ずはお歳暮の時期についてですが、ネット上や雑誌を見てみるとやはりどれも地域によってバラバラだから、相手の地域によって合わせる。といった記述をよく見かけます。
しかし、これはあくまでも持論ですが、お歳暮などの感謝の気持ちを伝える品が手元に届いたのが一般的に言われている日付よりも多少早かろうが遅かろうが、そこまで相手も気にするもんでもありません。要は気持ちですからね。
なので、目安としては12月10日〜12月20日頃までには相手に届くように手配をすればまず問題になることはないと思います。
熨斗(のし)は内か外かどっちにしたらいい?
お歳暮やお中元関係の記事を執筆しているとよく聞かれる質問です。
- 内熨斗 → 熨斗をつけてから包装紙でお歳暮を包み込むことを言います。
- 外熨斗 → 包装紙をでお歳暮を包んでから熨斗をつけることをいいます。
このような違いがあるのです。
僕は高校生の頃酒屋さんでアルバイトをしていたので、この包装のルールには結構敏感だったりします。
ではこれをどのように使い分けるのかというと、郵送などで相手の住所にお歳暮を贈る場合は内熨斗で、直接手渡しで相手のところにお歳暮を持っていく場合は外熨斗をするのが一般的です。
昔は外熨斗がほとんどだったのですが、郵送する時に破れてしまったり、外れてしまったりすることがあるのでそれらを防止するためにこのような内熨斗という手段が取られたのだと思います。もちろん、直接手渡しする時に内熨斗でも失礼にはあたりませんよ!
お歳暮を贈る相手ってどんな人?
取引先の会社や、上司、親戚、友人にかかりつけのお医者さんなどがお歳暮を贈る相手に相当します。
最近はフランクなお歳暮の品が登場したことによって、友人同士でお歳暮を贈り合うという若い方たちも増えているようですね。「今年もありがとう!」みたいな感じで。
会社を経営されている方は取引先には、必ず贈った方がいいですね。
相手が喪中だった場合でもお歳暮を贈ってもいいの?
お歳暮は、お祝い事で贈るものではなく、日頃の感謝の気持ちを伝えるために贈るものなので、喪中でもお歳暮を贈っても問題ありません。
しかし四十九日がまだ済んでいない場合は、その時期に贈るのを避け、期間を置いてから別のお品で届けるのがマナーです。
お歳暮の期間からだいぶ開いてしまった場合は、「寒中見舞い」として届けるといいでしょう。
また、喪中の時に贈る時には熨斗を通常の紅白のものではなく、真っ白な熨斗に「お歳暮」という文字だけを表記して贈ると控えめな印象になるので、喪中の際は熨斗をこのように一工夫して贈られます。
お歳暮を贈るのを忘れてしまった場合は?
年末、特にに12月は仕事やプライベートなどが忙しい時期にあたりますので、あまりあってはいけませんが、お歳暮を贈るのを忘れてしまう場合があります。
忘れていたことを思い出した場合は、12月25日までには着くようにし、それ以上遅くなってしまう場合はお年賀やもう少し期間をあけて寒中見舞いとして出すようにしましょう!
ただ、忘れずに手配するのが一番です!
お歳暮によく選ばれる商品ってどんなもの?
っということで少し戻って実際にお歳暮の品として選ばれるものをリストアップしてみました。
- ビール
- 干物セット
- タオルやバスセット
- カニ
- お肉
- お米
- コーヒー
- いくらやうに
- 焼酎や日本酒
- カタログギフト
- ケーキ
- 和菓子や洋菓子
やはり人気があるのはこのあたりの品物のようです。
僕も毎年お歳暮をもらいますが、普段食べられないものや自分では選ばないものなどを楽しむことができるので、どんなものが届くのかな?と毎年地味に楽しみだったりします。
日頃お世話になっている人に贈るために品を選んでいるだけでも楽しいものですよね!
お歳暮の品の人気ランキング
っということで実際に楽天でお歳暮の品として人気があるものを並べてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今年もちょっと気の利いたお歳暮で贈る相手に喜んでもらいましょう!