アフィリエイトと確定申告、経費になるものや事業按分という考え方

サブ
アフィリエイトの売上は確定申告が必要になります!アフィリエイト初心者向けの記事です。

こんにちは!サブです!

毎年2月14日〜3月15日頃は確定申告の時期になります。前年の所得を申告し所得税を支払う必要があります。サラリーマンの方は会社がやってくれるのでほぼ無縁だと思いますが、僕らのような事業主はしっかりとおこなっておく必要があります。

ただ、僕は税理士さんにお願いしてるので自分でやることはほとんどありません。処理してもらった書類を受け取って所得税の決済をするぐらいです。

経費にもできますので、一番のおすすめは税理士さんに依頼することですが、今回の記事はそこまでする必要がないぐらいのアフィリエイト売上の方のためにしれっと書いておきます。

これからアフィリエイターになるんだ!って思っている人は必ず勉強しておいてください。

まず、確定申告の区分について

3つあります!

・青色申告
・白色申告
・雑所得

こちらの3つで、青色申告に至っては特別控除が受けられるなどの優遇がありますが、前年の3月15日までに税務署に申請の手続きをおこなっておかなければなりません。

事業としてアフィリエイトをおこなっている場合は「青色申告」を利用しておいたほうがいいです。ちなみに税理士さんにお願いすると青色申告で申告してもらえます。事業を立ち上げたのなら忘れずに。

サラリーマンで副業としてアフィリエイトをやっている場合は「雑所得」に振り分けられますが、所得が20万円も行かないような人は申告の必要がありません。

アフィリエイトで経費計上できるもの

実際に僕が経費計上をおこなっているものの一部を紹介します。アフィリエイトに強い税理士さんと相談しながら決めたものですので、間違いはないと思います。

通信費

ネット代や電話料金がこれにあたります。
アフィリエイターなんてネットありきの商売なので当然経費になります。僕はWEB系の仕事を企業さんから受けていたりもするので必須すぎる経費です。(100%で計上したいぐらいですよw)

取材費

記事を書くためにかかった必要経費です。
流行りのものを購入したり、特設サイトで実際の現場に赴くための利用料だったりをこれに計上します。
実際に体験してみないと記事なんて書けないものもあるのでこちらも必須です。

消耗品費

10万円以内のパソコンやカメラなどの必要経費です。
パソコンとかなんて必須中の必須アイテムですからね。カメラとかもこの勘定科目に入ります。
ただし10万円を超える機材は資産となり減価償却になります。

減価償却費

10万円以上の機材などを購入した際に固定資産として計上し、何年かにわたって償却する経費です。
iMacとか地味に10万以上軽くいっちゃうのでこの勘定科目に入ります。
仕事で使う車とかもここですね。

新聞図書費

アフィリエイトに関する専門書籍などの購入費用です。専門書籍だけでなくその他の本も経費計上しています。例えば「ハワイのサイト作る→ハワイの本買う」みたいな感じです。

水道光熱費

電気代やガス、水道代です。
パソコンを使うためには電気が必要ですし、お客様がきたらガスなども必要になります。

旅費交通費

サイトを作成するために出張した際にかかる飛行機代や各種交通費です。
僕は車で取材に行くことがほとんどなので、ガソリン代も旅費交通費に含めています。

接待交際費

取引先の会社の方と食事をしたり、打ち合わせでASPの担当者さんと話したりする時の飲食代がこれにあたります。
ASPさんとかの場合だと払ってもらえることがほとんどですので、企業さんとのパターンがほとんどです。

外注費

外部のライターさんに記事をお願いしたり、サイトの運用をお願いしたりする場合の外注費です。
人件費みたいなものですが、僕は年間500万ぐらい外注費使ってるので多いほうだと思います。

広告宣伝費

サイトに広告をつけたり、ポスティングを外部で利用したりする時に振り分ける勘定科目です。
最近はツイッターとかユーチューブとかの有料広告もこれにあたります。とても便利です。

租税公課

役所とかで書類を出してもらう時に支払う費用です。収入印紙とかもこれです。

雑費

その他振り分けることができないものをここに振り分けていきます。

っという感じです。アフィリエイトは「WEBサイト」が主軸になるので、経費として認められる範囲が他の業種と比べても多いです。
アフィリエイトって誰でも参入できるものですが、ビジネスモデルの一つでもあるので利益や売上が発生したら申告が必要になります。

事業按分を最後に行う

っとはいえ上記であげた科目が100%経費になるわけではありません。申告する前に「事業按分」という作業をおこないます。
この事業按分というのは「たしかに経費だけど、全部が全部経費じゃないよね?」という概念です。

例えばパソコンにしたってプライベートな調べ物をしたり、通信費だってプライベートな電話だってすることがありますし、水道光熱費もプライベートで使うのは当たり前です。
つまり、申告前に事前に「この経費は事業として使ったのが60%です」とプライベートとして考える部分を減らして計上をおこなうのです。

ちなみに科目によって按分率を変えても全然OKです!(※事業按分というのは税理士さんから教えてもらって初めて知りました。)

利益以上にかかるものではないので日本は良い国ですよ

アフィリエイトだけじゃなく利益が出たのなら申告は必須です。
それに日本は利益以上に税金がかかることはまずありませんから、普通に申告したほうがいいです。税金はたしかに高く感じるかもしれませんが、この治安の良さとどこぞの国みたいに自由が制限されているわけではないので、維持すためにもこういうのはちゃんとやらなければいけません。

でも税金はそこまで高く感じませんが、国民健康保険料とか年金とかのほうが高く感じる。僕は健康保険料とか結構払ってますよ(笑)

最後まで読んでいただきありがとうございました。