漫画家にも作家的センスが必要なんだなと腑に落ちた話

こんにちは!サブです!

創造物には必ず「言葉」が必要です。

小説・ブログ記事ならば文字、絵だってタイトルがあり、映画やドラマ・漫画にはセリフなどがあります。

映像や写真に言葉をうまく組み合わせて一つの作品を作っていくわけですが、僕らの耳や目に入ってくる言葉をセンスがある人が作ると影響度が大きく変わります。

ちなみに僕はアフィリエイターやってますがノーセンス組です。

ワンピースを描いた尾田栄一郎の話

あの国民的人気漫画ワンピースを書いた尾田栄一郎がこんなこと言ってました。

「おれは、海賊王になる」というセリフではワンピースは売れてない

単行本の質問コーナーに寄せられた質問から発覚したことで、尾田栄一郎はあえて「海賊王に、おれはなる」というセリフ回しにしていると答えました。

 

尾田先生、よくルフィが「海賊王に、おれはなる!」と言っていますが、なぜ「おれは、海賊王になる!」ではないのでしょうか?この言い回しには何か意味があるのでしょうか?

この質問に対し、尾田先生…

なんと笑!気になっちゃいましたか。
実は約20年前、アニメ開始時に今や僕がワンピースの父と呼ぶ男、東映アニメプロデューサー清水さんに同じ質問をされました。
僕がこのセリフに強いこだわりを持っていたことで清水さんはワンピースの成功を確信したそうです!
まあ、強い言葉なんです。文法的に。「おれは海賊王になる!」という言葉を選ぶような僕では、ルフィは描けなかったと思います!

引用:単行本の質問コーナーより

 

ワンピースを見始めた中学生ぐらいの僕も当初「なんで”おれは海賊王になる”じゃないんだろう?」って疑問に思ったことがあるんですが、あえてこの言い回しにしてたんですね。

たしかに響き的に考えても「7:5」になりますし、とても心地良い語録です。僕だったら間違いなく「おれは、海賊王になる!」て言葉を選んでますねw

 

漫画をはじめ、映画やドラマもそうですがストーリーがあって初めて成立するものです。

きっと「海賊王におれはなる」という言葉だけじゃなく細かいセリフ回しにも気をつかっていると思いますが、そういった細かなこだわりが人気作品に押し上げるんでしょうね。とても納得できました。

 

僕もブログ書く時にこだわりを持とうかしら…w

「俺は、スーパーアフィリエイターになる!」よりも「スーパーアフィリエイターに、俺はなる!」の方がいいんだろうね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。