バンドやっていた時に使っていた機材はほとんど売却してしまいましたが、汎用性の高いアコギ(アコースティックギター)だけは手元に残しています。
ずっと「弦高の調整しなきゃなー」とか思っていてずっとできてなかったのですが、このままだとずるずる時間が経っちゃいそうなのでやっちゃうことにしました。
なので今回はアコギの弦高調整の仕方を写真付きで解説していきます。
目次
- 1 アコギ 弦高 調整 方法
- 1.1 今回はこちらのフェンダーのアコギの弦高調整をしていきます
- 1.2 ここの白い板のような部分の高さを低くします
- 1.3 アコギの弦高調整をするにあたって必要なもの
- 1.4 まずは現在の弦高を測ります
- 1.5 まずは弦をゆるゆるにします
- 1.6 弦をゆるめたら弦を固定しているピンを抜きます
- 1.7 全部取ったら白い板みたいなやつもとりましょう
- 1.8 ボールペンを使って削る位置を決める
- 1.9 削り終えた時にこのように立つように平行に削ること
- 1.10 紙やすりはP80(荒目)を使います
- 1.11 あとはガンガン削るだけ
- 1.12 できた!もうやりたくない!からここまでにする
- 1.13 12フレットの弦高を測定してみましょう
- 1.14 調整前と調整後の写真を見比べてみよう
- 1.15 試しに弾いてみると弾きやすい
- 2 初心者はアコギ買ったら、そうそうにお店で弦高調整してもらおう
アコギ 弦高 調整 方法
今回はこちらのフェンダーのアコギの弦高調整をしていきます
このフォルムがかっこよくて気に入ってる。
あまり使っていないのでヘッド部分には埃がかぶってしまっています。ちなみに写真右側に見えるのは簡易MTRです。
ここの白い板のような部分の高さを低くします
弦の高さを調整するのはこの白い板のようなところです。
ここを低くすると弦とフレットの隙間がせまくなり弾きやすくなります。アコギを購入した時(新品はもちろん中古でも)は、まず最初にここの弦高を調整してやらないと弾きづらいです。
初心者の人は弦高調整のことを知らないので、ずっと弾きにくいギターのまま練習するといった状況に陥ることになります。ちなみにエレキギターは調整が楽なのですがアコギってめっちゃめんどいのです。
アコギの弦高調整をするにあたって必要なもの
紙やすり(100均)とペンチだけで大丈夫です。
紙やすりだけはなかったので、100均で買ってきましたが10枚も入って100円….。良い時代になったもんやで。
入っている紙やすりの種類です。荒目が入っていれば大丈夫です。細めでもちょっと時間はかかりますが全然できます。
紙やすりはこちらから購入できます。まずは現在の弦高を測ります
※1人だと写真が撮りづらい…w
弦高を測るのは、チューニングをしっかりとおこなった状態の12フレットの部分で行います。
写真のように定規をあてて現在の高さを見てみます。現在は4mmになってます。通常は2,4mm〜3mmぐらいにするものなのでだいぶ高いです。ってか買った当初のままなので高めです。
僕は弦高が低いのが大好きなので今回は2.4mmぐらいにまで落とそうと思います。
まずは弦をゆるゆるにします
まずはペグを回して弦をゆるゆるにします。ここら辺は適当にダルンダルンにしてください。
弦をゆるめたら弦を固定しているピンを抜きます
白いピンを抜いちゃいます。
素手でも力を入れると抜くことができますが、僕の場合はペンチを使います。だって痛いじゃん。
弦高って、本当は弦を交換する時にやるものなのですが僕は交換なしでやります。なので弦が切れないように注意しましょう。
弦高調整が終わったらこのままこの弦を使います。
全部取ったら白い板みたいなやつもとりましょう
弦を全部取って白い板までとっちゃいます。この板みたいなものもペンチでくいっと力を加えると抜けます。
こんな感じのものです。これを削って高さを調整していきます。
ボールペンを使って削る位置を決める
ボールペンと定規を使って削る位置を決めます。
僕は1mm削ることにしましたが、プロの人とかはここを細かく調整してきます。でも僕はプロじゃないのでとりあえず低くできればそれでいいので雑にやってます。
定規で何点かに印をつけたら一直線に線を引いてあげましょう。
こんな感じに線を引いてあげます。
この線の位置になるように紙やすりで削っていきます。教本とかには細かく調整しながら…..云々とか書いてありますが、だいたいでいいと僕は思ってます。音にこだわるならちゃんと測ってやってください。
削り終えた時にこのように立つように平行に削ること
注意点は「平行に削る」ってことだけです。
削り終えた時にもこのように自然に立つ状態であれば大丈夫です。最初がガンガン削って最後の方で微調整をしてあげればOKです。
紙やすりはP80(荒目)を使います
正直どの紙やすりを使ったらいいのかわからないのですが、削る量は多めなので荒目でいいでしょう。細目の紙やすりでもいけると思います。
あとはガンガン削るだけ
あとはひたすら削っていきます。
今回は記事にするために自分でやりましたが、これは自分でやるもんじゃないね。めんどくさい(笑)指がめっちゃ疲れるし、平行に削れているかどうか確認しながらやらないといけないし…。お店に頼むのがベストだろう。
できた!もうやりたくない!からここまでにする
っということで削ることができました。
本当は書いた線がなくなるぐらいまで削らないといけないのですが、もう疲れたのでこれぐらいにしておきます。
あとは元あった場所に戻して、再度チューニングをしてあげるだけでOKです。
12フレットの弦高を測定してみましょう
これが弦高調整後の高さです。低くなっているのがなんとなくわかると思います。
調整前と調整後の写真を見比べてみよう
こんな感じで低くなりました。
バッチリ理想どおりの2.4mmぐらいになりました。
試しに弾いてみると弾きやすい
試し弾きもしてみます。
うーん、素晴らしく弾きやすい。
初心者はアコギ買ったら、そうそうにお店で弦高調整してもらおう
今回は記事を書くために自分でアコギの弦高調整をおこないましたが、1時間ぐらいかかるし自分でやるのはやはりおすすめしません。初心者ならなおさらです!
ですが、アコギを買ったら一番最初にやらないといけない調整なので(新品のアコギは弦高が高く設定されているため)、練習を始める前にお店に持って行って「弦高調整お願いします!低めでお願いします!」っと依頼してきた方がいいです。
もしわからないところがあったらコメントに書いておいてもらえれば返信します。ぜひ参考にしてみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
アコギって弦の高さ調整するもんなんですね!僕はデフォルトのまんま弾いてた勢です(笑)
高さ調整すると弾きやすさが体感3割増しぐらいになりますよ!新品のアコギはやっておくのが鉄則です。