最近は忙しい日々が続いているので奥さんと2人でどこかに行くなんていうことがなかなかできないでいます。そこで以前から「バスツアーにでも行こう!」と奥さんと話していたので、時間を作ってHISのバスツアーに参加してみることにしました。
今までバスツアー的なものに参加する機会がなかったので、バスツアーというものがどんなものかワクワクで当日を迎えます。
そこで今回はHISのバスツアー(日帰り)に参加してきたので良かったと思った点と改善が必要だなと思った点を正直に紹介しておきます。これからHISのバスツアーを検討されている方の参考になれば幸いです。
目次
バスツアーについて
参加したバスツアーはしゃぶしゃぶ食べ放題とイチゴ狩りのツアーがセットになったやつ
参加したバスツアーはこちらから予約できるタイプのものです。
WEBサイト→http://bus.his-j.com/T1.php?jcd=11
事前準備から出発
手続きはクレジットカードで事前決済
最近のバスツアーは行きたいバスツアーを選んでクレジットカードで事前決済をするだけで予約が完了します。
当日決済系の手続き等を行わないで済むのでかなり楽になりましたね。昔は振込みが主流だったらしいのですが今はカード決済が基本です。
名古屋駅に到着
名古屋駅に到着しました。
ビッグカメラの向かい側に噴水があるのですが、そこが集合場所になることが多いです。
僕らのほかにもバスツアーや高速バスを待っている団体などたくさんいらっしゃいました。
ちなみにこちらが集合場所の噴水前です
こちらが噴水前の待ち合わせ場所です。
この日は天候も良かったのでちょい寒で僕にとってはちょうどいいぐらいの気候でした。
こんな感じのシールをもらえバッグなどに貼ります
バスツアーの参加者だということがわかるようにこういったシールを服やバッグのどこかに貼っておくらしいです。
観光地をめぐるとなるとたしかにいろんな観光客とごっちゃごちゃになるので、こういったもので判別できるようにしておくといいですね。修学旅行生になった気分だよ。
高速道路編
バスの座席は予め場所が決まっています
バスツアーの場合は席はある程度自由だとおもっていたのですが、バスの乗車前に座席の指定があります。
僕らは予約したのが早かったのか一番前の席になりました。
バスに乗った時は点呼があるので座席通りじゃないといけないらしいのですが、お客さんが少なければ自由に席を移動してもいいらしいです。もしバスをゆったりと使いたい人は参加者が少ない平日とかを狙うのがおすすめです。
ふと前に目をやるとバスを判別するための看板のようなものがあったりします。
バスに乗り間違えるなんてことも結構あるらしいので、これを事前に確認しておきましょう。
バスツアーは1時間に一度ぐらい休憩を挟んでくれます
バスツアーは文字通りバスでの移動がメインになるのですが、よっぽどスケジュールがタイトでなければ1時間に一回ぐらいの休憩を挟んでくれます。
バスだから「お腹が痛くなったらどうしよう」とか思っていたのですが、1時間に一回ぐらいなのでとりあえずは大丈夫そうな感じです。
ちなみにこちらは恵那峡サービスエリアです。昔僕が営業時代にたくさん休憩していた場所で少し懐かしさを覚えます。
サービスエリアならではの食事処やお土産屋さんが並びます
サービスエリアなので食事屋さんやお土産屋さんが並びますが、昼食にしゃぶしゃぶ食べ放題というイベントが待っているのでほとんどの人がお土産を買うぐらいで食事には目もくれずって感じです。
帰りにもサービスエリアにはよってくれるので、ここでは何も買わないという感じになりました。まあそんなもんだよね。
恵那峡サービスエリアはなかなかいい眺め
恵那峡サービスエリアは東濃エリアのSAの中でも人気があるサービスエリアなのですが、山に囲まれていてなかなかいい眺めです。
自然の中にあるサービスエリアって感じ。
駒ヶ根市街に到着
高速道路を走ること約2時間で目的地に到着しました。
バスだからかなりの安全運転で行くのかと思いきやかなり要領のいい運転でびっくり。ブレーキングも上手くてウトウトしちゃいましたよ。
バスツアーの運転が問題になっている昨今なので気を使って運転してくれているのがわかります。
しゃぶしゃぶ食べ放題 昼食編
駒ケ岳の麓でしゃぶしゃぶ食べ放題をいただきます。
これが駒ケ岳です。
写真を撮っている方向とは逆方向に、日本で2番目に標高が高い北岳がそびえ立っています。富士山の次に高い山ね。
景色はさすがにキレイで大自然の良さをなんとなく味わうことができます。夏場にきたらもっと楽しいだろうな。
売店を抜けると団体専用レストラン
この中で昼食のしゃぶしゃぶをいただきます。
団体専用レストランと書いてあるので少し食堂っぽい感じがあります。
これがしゃぶしゃぶと昼食 グループ毎のテーブルじゃない
こちらが昼食です。
しゃぶしゃぶというところはとても嬉しいですし食べ放題なので満腹になることができますが、グループ毎に独立していないため、隣の人との距離がどうしても気になってしまいます。
しかもお肉は自分で取りに行かないといけないので隣の人が席を立つ時は少しどいてあげないといけないぐらいの狭さです。
バスツアーというのはわかるし食べ放題というのもわかるけどせめてグループでテーブル一つはくれ!
っと心の叫びが出てしまいましたが、マジで落ち着かない。経費を抑えられている感じがすごいw
牛と豚の食べ放題です。
信州そばもついてきます。手前の入れ物は白ご飯です。
長野といえばお蕎麦ですから!
長野はそばが有名ですからね。これはとっても美味しいですが席が残念。
こんな感じの席に団体全員で座ります
これは本当にやめたほうがいいと思う。
いくら費用を抑えるためとはいえ、バスツアーといえこんな感じの長テーブルに団体全員が座る感じになり、さらにお肉もセルフサービスで取りに行かないといけないという内容。
メインで選んでいるのがしゃぶしゃぶ食べ放題なのでもう少しゆったりした席を用意してくれてもいいもの。しかもほかの団体客が隣のテーブルで食べ始めるので一部屋の人口比率がぐっとあがって窮屈感がすごいです。
ほかの団体客の添乗員さんが大きな声で説明しているのでそれが食べている途中で耳に入ってくるので落ち着いてもいられない。
食事時間も50分程度
さらに食事感は50分程度しかありません。
普通に食べ進めて行ってグループで各々きているのですから、もうちょい時間があってもいいんじゃないでしょうか?
ランチでしゃぶしゃぶ食べ放題なんて時間無制限にしてもそこらへんのお店の相場で2000円も行きませんよ?それを1時間もないなんて、ただしゃぶしゃぶ食べて移動するだけです。これもマイナス。
しかもお肉が無くなるという現実
この日はバスツアーの参加者は少なかったのですが、その影響からかお肉のセルフサービスで取りに行くところには途中からお肉が無くなるという事態が発生。
おかわりをしようにもお肉がないのでおかわりしようがないという状態です。
いやいや、食べ放題をうたってるならちゃんと食材は準備しようぜ!って感じです。それでいて時間も50分程度なのでお肉が出てくるまで待っていないといけません。それで出てきたと思ったら2皿ぐらいで、それも速攻なくなります。
この日のバスツアー参加者はいい人たちばっかりだったためか文句をいう人もおらずそのままみんな席を立ってバスに戻っていきました。
僕はもうHISのしゃぶしゃぶ食べ放題のバスツアーは行かないしおすすめしない
メインのしゃぶしゃぶ食べ放題がまさかこんなにも質素で雑なものとは思いませんでした。さすが格安のバスツアー。
過度な期待はしちゃいけませんが、これぐらいならほかの団体客と時間を分けるなりテーブルをグループごとに独立させるなりの配慮をしてほしいです。だったら自分で車出してお店予約してテーブル独立で食べたい。
お店の人からの説明も一切なしでマジで流れ作業。
お土産屋さんが併設されています
昼食をいただいたところにはお土産屋さんが併設されています。
バスツアーの参加者にお土産などを購入してもらうのが定番なのですが、この日はあまりお客さんがいないようでした。
駐車場に戻って時間を潰します
ってことで駐車場に戻って時間をつぶすことにします。
ちなみにこれは北岳です。
ここが駐車場です
これだけガラーンとしているならもう少しサービスしてくれてもいいのに。
昼食の内容がひどくてお土産を買う気にもなれません。
昼食をいただいたところはこちらです。
イチゴ狩りができるところが併設されています。
バスツアーの中にはイチゴ狩りがスケジュールに組まれているのですが、こちらで行われます。
でもスケジュールの工程がしゃぶしゃぶ食べ放題が終わってから比較的すぐにイチゴ狩りが始まるのでそこまで食べられるわけありません。
これももう少し時間を置くことぐらいはできたでしょう。
光前寺
昼食が終わるとバスに乗って光前寺へ向かいます
昼食が終わると光前寺というお寺に観光に行きます。
昼食を食べたところからバスで5分ぐらいなので、すぐに着きました。早太郎伝説が有名な神社です。
光前寺の看板がこちら
春にはシダレ桜がキレイなところらしいのですが、観光客も少なく寺好きの僕にとってはとても楽しいひとときでした。
が!!!これも30分ぐらいの滞在とかなりタイトなスケジュールです。
ここが桜でキレイになるらしい
ここらへんが桜でめっちゃキレイになるらしいです。
今は冬なので枯れていますが、それでもキレイに咲き誇るのは容易に想像がつくほどです。
これは487年前に建てられた仁王門らしい
添乗員さんに教えてもらったのですが、これは487年も前に建てられた門らしいです。
歴史好きな僕はそんなにも前に建てられたものが今も残っているというだけでテンションがあがってしまいます。
ヒカリゴケが有名な道です
今は見ることができませんが、光前寺はヒカリゴケという光るコケが一時期人気になったところです。
夏場になると岩場の影に光るコケを見ることができます。それがこのロードです。
念のためフラッシュとか炊いてみましたがヒカリゴケを確認することはできませんでした。
光苔は5月ごろから10月までのようです
看板に冬枯れのためと書かれていました。
頑張ってフラッシュ焚いていたw
でも静かでとてもキレイなところ
それにしても静かでとてもキレイなところです。ここに来られたのはちょっと嬉しい。
先に進むとお参りするところが見えてきます
先に進むと延命水(寿命が伸びると言われている水)や、お参りするところが見えてきます。
三重の塔もあります
後ほど近くで見ることができますが、三重の塔がお出迎えしてくれます。
こういったものが昔に作られたものだと考えるだけでゾックゾクします。歴史的建造物ってマジで楽しい。
これが光前寺の延命水
これ気をつけておかないとそのままスルーしてしまうほど見つけにくい場所にあります。
これが三重の塔
中には入れませんが歴史の重みを感じる造りになっています。
もう少し詳しく見たいのですが、バスツアーなので遅れないようについていきます。
またお土産屋さんに立ち寄ります
バスツアーなので会社とお土産屋さんと話しがついているのはよくわかりますが、ここまでお土産屋さんに寄らなくていいですね。
普通にそのぶんの時間を昼食にあててほしいものです。
甘酒のサービスがありました。
僕が大好きな甘酒のサービスがありました。寒いしこれは嬉しいサービスだけど量が足りない。
いちご狩り
続いていちご狩りに入ります
光前寺を終えると今度はいちご狩りをおこないます。
しかし昼食を食べてから1時間も経っていないのでスケジュールに組み込まれてはいるもののお腹がまったく空いていませんw
周りを見るとどうやらだいたいの参加者がそんな感じでした。いくらなんでもスケジュールタイトすぎないか?
でもイチゴは甘くて美味しい
でもいちご狩りの内容は大満足でした。
マジで甘くて美味しいし、お腹が減ってない状態で食べたかったかな。
実がとっても大きいんです。
ビニールハウスの中は暖かいし。最高。
お腹が減っていなかったとはいえ30個ぐらい食べてしまいましたw
でもいちご狩りの時間もなんとたった30分。短い。
水ひき工芸館 せきじま
続いては工芸館に立ち寄ります
続いては工芸館に立ち寄ります。
せきじまという水ひきでいろんな作品を作っている工芸館です。ここで箸置き作り体験ができるそうです。
こんなところです。
1日で何個もの団体客が来るのか、旅館の看板のようなところに名前がたくさん書かれています。
これ水ひきで作ってあるらしい。すげー
これは水ひきで作られているらしいです。
ここまでの大作を作るのにどれくらいの期間を要するのか?想像しただけですごさがわかります。
これが箸置きになるらしいです
工芸館の入り口でこのような水ひきが渡されます。
これを使って箸置きを作るらしいです。
先生が前で手本を見せながら教えてくれます
おそらくはここの館長である方が箸置きの作り方を教えてくれます。
できたんだけど奥さんが作ったやつの方がキレイ
完成しました!けど、僕のはどこかボワっとしている感じ。
奥さんのが左なのですがスマートでシュッとしている感じでかっこいいです。手先器用だなー。
その後お土産屋さんコーナーがまた出現
その後お土産屋さんコーナーが出現します。
その中にあるものがこの「ざるそばだんご」です。普通の団子のように一見なっているのですが、口に入れるとそばと出しが出てきて一気にそばを食べているような感覚になるというお菓子です。これは新食感。
お菓子の城 飯田城
次は飯田城というお土産コーナーに行きます
次は飯田城という場所までやってきます。
もうお土産系は満腹なのですが、やってきました。外観がお城になっているようです。
工場見学もさせてもらえますが一瞬
スケジュールには工場見学と書かれていたのですが、工場見学は8mぐらいの通路だけでした。
30秒ぐらいで工場見学終わります。だったらお土産屋さんと書いておいてほしい。
こういったお菓子が売られているところです
こういったお菓子が販売されているお店です。アップルパイは美味しそう。
甲冑が置いてあった!これ本物かな?
芸能人も多くきているところみたいです
芸能人のサインも置かれていました。河村たかし名古屋市長がきているのにはびっくり。
こちらも試食させてもらえます
こちらも試食させてもらえました。
赤飯が入っているようです。
こんな感じに。
あとはお土産屋さん
この後は特に変わりばえもなくお土産屋さんを巡って全行程終了となります。
バスで名古屋まで帰宅していきます。
バスツアー 感想
メインの昼食が残念!スケジュールはほぼお土産屋さんを回っている感じ
今回のバスツアーはかなり残念でした。
僕の中でしゃぶしゃぶの食べ放題にポイントを置いていたので、しょっぱなの昼食があんな感じというのにはかなりびっくりです。ツアーなのでゆったりと回ることもできませんし、基本的にはお土産屋さんをめぐるだけという印象でした。
バスツアーのラインナップを見てみると「〇〇食べ放題!」とかいうのがたくさんあると思いますが、それを目的でツアーに参加されるならどういうものかしっかり事前にチェックしておかないとがっかりすることになると思います。
自分の車で回った方が自由で融通も利くし安い思う
あくまでも僕が感じたことですが、初めてバスツアーに行ってみて思ったのがこれです。
かけた費用に対しての満足度がここまで低いとは思いませんでした。「ただ団体でバス使ってお土産屋さんを回るだけ」という感じの印象です。
昼食は時間足りないし、そのぶんお土産屋さんでとられる時間は長いし、そもそもしゃぶしゃぶ食べ放題が窮屈すぎるし、車を持っているなら自分たちで計画して自分たちのペースで回った方がいいでしょう。
もちろん運転をしないといけないというデメリットはありますがそれを差し引いたとしてもです。
バスツアーに行くならポイントにしているところを事前に聞いておこう
ということで今回はHISのバスツアーに参加したので、参加しながら自分なりに思ったところや感じたところを正直に書かせてもらいました。
バスツアーは目的にしているところが人それぞれ違うと思いますが、自分が重点を置いているところが必ずしもツアー会社も力を入れているところとは限りません。
事前にどういったものなのか、どういうサービスなのか?行く場所がどこなのかというのはチェックしておいた方がいいです。僕みたいにがっかりすることもなくなります。ぜひ参考にしてみては!?
最後まで読んでいただきありがとうございました。