銅などの金属板を使って折られた「折り鶴」をいただいた話

僕らの生活を支えている金属や銅など、僕らが使うのはすでに匠によって加工されたものばかりなので、あまり馴染みのない素材かもしれません。

今回縁あって仕事関係でお伺いさせていただいた板金屋さんが金属板から生成した折り鶴をいただいたので、ここに紹介しておきます。

何かの縁で金属の折り鶴に興味を持たれた方の参考になれば幸いです。

金属板から生成した折り鶴

全体像

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まあ、見てもらった方が早いと思うので写真を掲載しておきます。

一見紙で折られたような繊細さを感じることができますし、ぱっと見は普通の紙の折鶴です。

しかし触ってみるとびっくり!金属板が素材で作られているではありませんか。マジハンパねー。

 

羽根の部分のアップ

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アップしてみました。これわかるかな?

細かな部分も綺麗に折られていてすごいです。

 

折り鶴の顔の部分のアップ

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ここは顔の部分のアップです。

僕も何度か折鶴を紙で折ったことがありますが、紙でもここまで顔の部分を綺麗に折ることはできません。

それを固い金属でやってしまうのに驚きです。

 

裏側

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若干中心のズレはありますが、裏側はこんな感じになっています。

ほとんど左右対象になっていて、まさに繊細な技術の結晶なんだということがよくわかります。

知らないだけで職人の技の上で僕らの生活が成り立っている

こういった職人の技というのは知らないだけで様々なところで役立てられています。

僕らが実際に目にしたり触れたりするものは既に加工されたものなので、そのすごさを肌で感じる前に完成してしまっているのですが、家の基礎や屋根に家電などなど、様々なところでこういった加工技術が使われているのです。

まさに縁の下の力持ちです。改めて職人の凄さがわかる贈り物でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。