常時SSL化したのにアドレスバーが緑色(保護された通信)にならない場合。《アルバトロス》

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常時SSL化がちゃんとできてないのかな?と思ったけど違った。

こんにちは。昨日常時SSL化にこのブログもしたのですが、その時に出現した疑問があったのでまとめておきます。

サイト全体をSSL化しリダイレクト処理もおこなっているにも関わらず…

この表示になっているページと

このように保護された通信と表示されていないページが発生する現象が起きました。

今はトップページが緑色のアドレスバーになっていると思いますが、SSLを導入した直後は緑色のアドレスバーにならないという現象が起きていました。今回はこれの原因をまとめておきます。

ページ内に「http://」へのリンクや画像リンクを使っている場合に起きる

このサイトの場合は楽天アフィリエイトリンクや、アマゾンに画像リンクと通常のWEBサイトに比べてもかなりの数のリンクURLが含まれているのですが、それらの中に過去に直打ちしたhttp://へのリンクURLが残っている場合にこの表示になるようです。

画像URLやページのリダイレクト処理をおこなったといえど、直打ちしているページの中のURLは自動で変わってくれないのでこの現象が起こるのも納得できます。

このブログはワードプレスのアルバトロスというテーマを使っているので、アルバトロスのテーマを使っていて同様の現象が起きている方にも参考になると思います。

ではどこにその原因となるURLがあったのか?(トップページだけの場合)

プロフィール画像の部分

プロフィールとして配置している画像部分にhttpへの画像リンクがありました。

ここは全ページの共通部分になるため、ここを変えておかないと全ページ緑色のアドレスバーになってくれません。

ここは手打ちでhtmlを入力しているところになるので、手打ちで変更を施しました。

ロゴマークの部分

アルバトロスのテーマの場合はロゴだけ画像をアップロードするという形式になっていますが、ここは画像を再度指定しなおせばOKです!画像もリダイレクト処理されているので、同じ画像を選び直すだけでhttpsに切り替わってくれます。

ファビコンとアップルのアイコン画像

お気に入りに登録した際に表示されるファビコンなどの画像もhttpになっているので指定しなおす必要があります。

iPhoneやスマホなどのホーム画面に登録される画像部分と、ファビコンの2箇所です。

アルバトロスをデフォルトで使ってる場合は上記の部分が対象になる

僕はアルバトロスをそこまでカスタマイズしていないので、上記の3つの部分と地味に貼られていた外部リンクが反応していたのでそれを削除したら緑色のアドレスバーになってくれました。

共通部分も正しくしておいたので、サイト全体がしっかりSSL化されたというわけです。これでグーグルさんからの評価もさらにあがります。

2年前とかに書いた記事の楽天アフィリエイトタグは貼り直しが必要

っとはいっても全ページ完全にできているわけではなく、過去に書いた記事の場合、そこに貼ってある楽天アフィリエイトタグがhttpのままなので、SSLに対応していないアフィリエイトタグの場合は貼り直しが必要となります。

2016年12月14日に楽天アフィリエイトもSSL化されたのでそれ以降に貼られた楽天アフィリエイトタグはOKです。貼り直しをしたいところですが、一個ずつ貼り直していくのはとんでもない作業量なので貼り直しは断念することにしました。

実際に記事を見てもらうとわかると思いますが、緑色のアドレスバーになっておらずhttpsがむき出しの表示になっていると思います。過去の記事を遡って見てみてください。

早めにSSL化しておいた方がいい。SEOにも効果的

グーグルからも公式で発表されているように、常時SSL化されているサイトとされていないサイトではSEOにもたらす効果が変わってきます。

5ページぐらいの小規模サイトならそこまで変わらないと思いますが、何万ページも保有するサイトの場合はSSLを導入した状態で記事更新をしておかないといずれ、修正しないといけないという手間に陥ったりします。

SSL化されていないサイトが検索結果の上位表示を狙えないというわけではありませんが、検索エンジンがSSL化されているサイトを見極めているのも事実。先の手間も考えてSSL化を検討してみては?

ワードプレスを使っている人でぜひ参考になればです

っということで今回は、SSL化しても緑色のアドレスバーにならない場合の対処法を紹介させていただきました。

きっと僕と同じ状態に陥って「なんで?」っとなっている人も多いと思いますし、複雑にコードを書いている場合は変更するのも大変だと思います。

少しでも参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。