趣味で乗っているロードバイクの降臨タイヤが空気を入れても、少し時間が経つと空気が抜けていってしまうので、チューブ交換をすることにしました。
そのついでに初心者でもわかりやすいように、タイヤレバーなしでタイヤをはめ込むことができるチューブ交換のやり方を紹介していこうと思います。チューブ交換が億劫になる理由はタイヤをはめ込むところに苦労するからだと思いますが、この方法なら普通に手だけでタイヤをはめ込められます。
目次
- 1 では早速後輪のタイヤを外してチューブ交換をしていきます
- 2 準備するものは交換用のチューブとタイヤレバー
- 3 後輪の取り外し完了
- 4 こんな感じにパンクしています
- 5 タイヤレバーを使ってタイヤを外す
- 6 一個目を設置したところから右に10cmほどのところにもう一個
- 7 チューブを抜いていきます。
- 8 こちらパンクしてしまったチューブ
- 9 こちらが新しい交換用のチューブです
- 10 チューブには折り目がなくなる程度(ほんの少しだけ)空気を入れておきます
- 11 タイヤに異物がないかチェックするのを忘れずに
- 12 ではチューブとタイヤをセットしていきましょうバルブ側を上にします
- 13 片側のタイヤがはまっている状態でチューブを先にはめます
- 14 タイヤが地面に片方でもついていると入れにくいので横向きにしておくといいです
- 15 リムにチューブを入れたら空気を少し入れる
- 16 バルブを下にした状態で上からタイヤをはめていきます
- 17 ここからがポイント 最終的にこの状態になると思います
- 18 すでにタイヤがはまっているところをつまんでクイクイっと一周していく
- 19 一周終わるとあら不思議!なぜか余裕ができている
- 20 こんな感じでタイヤレバーを使わずはめ込むことができました
- 21 チューブが噛んでいないか一周チェック
- 22 最後に空気を入れて完成!ここまで5分程度
- 23 これでタイヤを遠出をした時のパンクトラブルから回避できる!
では早速後輪のタイヤを外してチューブ交換をしていきます
ロードバイクはタイヤがクイックリリースで簡単に外れるようになっています。
ロードバイクを裏返しにして置いておくと、メンテナンススタンドとかも必要ないので家の中でやる場合はこのようにしておいた方がいいです。
準備するものは交換用のチューブとタイヤレバー
準備するのは、交換用のチューブとタイヤレバーだけでOKです。
もちろん、携帯用ポンプ(空気入れ)が必要になりますが、自宅でのチューブ交換なのでここでは割愛しておきます。
ロードバイク乗りにとってチューブは必須アイテムなので、このように2本セットで購入するのがおすすめです。店頭で購入すると、1本1000円ぐらいするので、アマゾンや楽天などの通販サイトを利用するといいでしょう。
僕はタイヤレバーはこちらを使っています。軽くてミニケースがついているのでおすすめです。どうせタイヤをはめ込む時にはタイヤレバーを使わないので、タイヤを外せればOKです。
後輪の取り外し完了
後輪取り外しました。ここまでは初心者ローディーでもそこまで難しくはないでしょう。
こんな感じにパンクしています
パンクというかは空気を入れても少しずつ空気が抜けていくような感じです。
おそらくムシの部分が悪くなっているか、何か小さなものが刺さっているかのどちらかだと思います。
チューブ交換の前に空気を抜いておくのですが、今回かなり抜けちゃっているのでこのまま実行していきます。
タイヤレバーを使ってタイヤを外す
正直この辺りはそこまで難しくないと思いますが、タイヤレバーを使ってタイヤを外していきます。
一個目を設置したところから右に10cmほどのところにもう一個
タイヤレバーの二個目は一個目から10cmぐらい外れたところに設置します。
3個目のタイヤレバーは引っ掛けた状態でタイヤに沿ってスライドさせていけば、タイヤは自然に外れるようになります。
ここら辺はそこまで難しくないですね。
チューブを抜いていきます。
タイヤが外れたら中からパンクしたチューブを抜いていきます。
普通のママチャリとかはタイヤを外すことができないので、チューブを一部抜き取って穴があいているところにパッチをつけたりして応急処置をするのですが、ロードバイクの場合はタイヤが外れるのでチューブを交換しちゃう方がいいですね。
このあたりはローディなら当たり前です。
こちらパンクしてしまったチューブ
こちらが今回破棄するチューブです。
何が原因だったか探ってみたところ、小さな針が刺さっていたのでそれが原因のようでした。道路に落ちているのを踏んだのかな?
ありがーとーさよーならー♪チューブ♪って感じです。今まで結構な距離を走ってくれました。今回は小さな針を僕が踏んでしまったのでそれが原因でしたが。
こちらが新しい交換用のチューブです
こちらが交換用のチューブです。まだまだ新しい。
チューブには折り目がなくなる程度(ほんの少しだけ)空気を入れておきます
新しいチューブには、空気を少しだけ入れておきます。空気を入れることによってタイヤにはめやすくなるからなのですが、入れすぎには注意です。折り目がなくなるぐらいで大丈夫です。
タイヤに異物がないかチェックするのを忘れずに
これがかなり忘れてしまいがちな作業なのですが、タイヤの内側に異物が詰まっていないかチェックするのを忘れないようにしましょう。
タイヤの内側に異物やゴミが入っているとせっかく交換したチューブもそれが原因でまたパンクしてしまう可能性があるからです。
ではチューブとタイヤをセットしていきましょうバルブ側を上にします
手順としてはバルブ側は上にしておきます。
片側のタイヤがはまっている状態でチューブを先にはめます
チューブの先についているバルブを先にはめ、チューブをリムの中に押し込んでいきます。この時にチューブがねじれてしまったりしないように注意しながらはめ込んでいきましょう。
タイヤが地面に片方でもついていると入れにくいので横向きにしておくといいです
この時はタイヤを縦に置いておくのではなくて横向きにしておくと、チューブを中に入れやすいです。今回僕は座りながらおこなっていますが、しゃがんでやる時は膝の上に置いてやるとやりやすいです。
リムにチューブを入れたら空気を少し入れる
リムにチューブをはめることができたらここでもう少しだけチューブに空気を入れていきます。ちょっとチューブがふっくらするぐらいで大丈夫です。この時も空気を入れすぎてしまわないように注意です。
バルブを下にした状態で上からタイヤをはめていきます
このようにバルブが下を向くように、タイヤを立てて最後にバルブ付近のタイヤをはめていくようにします。
先ほど入れた空気が抜けないようにバルブの栓も閉めておきましょう。
ここからがポイント 最終的にこの状態になると思います
最終的にこの状態になると思います。
ロードバイクのチューブ交換で難しいところは正直ここだけなので、ここからタイヤをスムーズにはめ込むことができたらもうチューブ交換に億劫にならずに済むでしょう。
ここの部分を手だけではめていくのですが、僕も力だけで強引にいくことはできないのでコツを紹介していきます。
すでにタイヤがはまっているところをつまんでクイクイっと一周していく
すでにタイヤがはまっているところをつまんで上にクイクイとしていきます。
これをタイヤがはまってないところを除き、全部おこないます。大体で大丈夫です!
一周終わるとあら不思議!なぜか余裕ができている
理論はわからないのですが、上にクイクイっとやるとこのように先ほどよりタイヤがはまっている状態になります。今までガッチガチだったのも見た目以上に柔らかくなっているので、あとはバルブ部分が噛まないように気をつけて親指でぐいっと押せば少しの力でタイヤをはめ込むことができます。
こんな感じでタイヤレバーを使わずはめ込むことができました
これで強い力も使わず少しの力でタイヤをしっかりはめ込むことができます。バルブ部分のタイヤをはめ込む時はバルブ部分が噛んでしまいやすいので、バルブを下から上に持ち上げるようにしてからタイヤをはめてやるとうまくいきやすいです。
チューブが噛んでいないか一周チェック
チューブが噛んでいないか一周をくまなくチェックしておきましょう。
今回紹介でやっていけば、チューブが噛んでしまうことはそうそうないと思います。かなりやりやすい方法ですし、とってもおすすめです!
最後に空気を入れて完成!ここまで5分程度
最後に空気を入れて完成です。
空気を入れてからも斜めになってしまっているところがないか、しっかりチューブがはまっているかなどのチェックを怠らないようにしておきましょう!
ホイールとタイヤの間が妙に空いているところがあったりするとその部分にチューブが挟まっている可能性もあります。
最後にバルブの蓋を閉めて完了!あとはロードバイクに後輪を戻すだけ。
こういうバルブのヘッドだけ色を変えることができるんですよー!こちらはもらいものですが。
これでタイヤを遠出をした時のパンクトラブルから回避できる!
ということでこれでロードバイクで遠出した時のパンクトラブルからすぐに復帰することができるようになります。チューブの交換でどうしても初心者の方が止まってしまうのがタイヤをはめ込むところなのですが、このやり方をすればタイアレバーを使わずともタイヤをはめることができます。
タイヤレバーをタイヤをはめ込む時に使ってしまうと、チューブを傷つけてしまう可能性があるので、できるだけ手だけでタイヤをはめ込むようにしていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。